さま宵桜

場所 : サブアリーナ

十月 三十一日 十時〜十六時

十一月一日 十時〜十五時


入場無料
*ファストパスあり


あなたはこの恐怖から
抜け出すことが
できるだろうか…





ストーリー

桜の木があった。とても美しい木だった。
その桜は、妖艶に光輝いているように見えた。
時は明治初期。
江戸は東京に名前を変え、西洋の文化が和の国を賑わしていた。
ある男がその桜の木に惚れ込んで、
桜が門前に来るように、立派な洋館を建てた。
男は庭に出ては、桜をいつも見ていた。美しい桜は、巷でも有名であった。
しかし、館を建てたころからさまざまな怪奇現象が起こり始めた。
祈祷師や研究者を呼んでも、一向に怪奇現象がおさまる気配はなく、
やがて男の妻が自殺した。あるとき祈祷師が言った。
『この桜の木がすべての災いの元だ。』
男は桜の木を切った。鮮やかな桃色の桜の木は、流れるように倒れていった。
怪奇現象はぴたりと止んだが、男は奇行を繰り返し、しばらくして狂い果て、死んでいった。
その後、館に近寄るものは誰一人としておらず、廃墟になったまま現在まで残っている。